婚活で大切な「価値観」とは?|自分が大切にしたいことを見つける5つのヒント
「婚活では価値観が大切」と聞くことがあります。
でも、いざ自分のことを考えてみると、
「私の価値観って何だろう?」
「結婚相手とは、どんな価値観が合っていたらいいの?」
と、よく分からなくなることもあります。
価値観という言葉は少し抽象的です。「家族を大切にしたい」「安心できる関係がいい」「お互いを尊重したい」と考えていても、それが自分にとって具体的にどんな暮らしや関係を意味するのかまでは、すぐに言葉にできないこともあります。婚活で自分の価値観を考えるときは、きれいな言葉を探す必要はありません。
これまでの人間関係や日々の暮らし、相手に求める条件などを一つずつ振り返っていくと、「自分は何を大切にしたいのか」が少しずつ見えてきます。 今回は、婚活で自分の価値観がよく分からないときに、考えるきっかけになる5つのヒントをお伝えします。
1.心地よかった人間関係を振り返ってみる
自分の価値観を考えるとき、「結婚相手に何を求める?」といきなり考えると、年齢や仕事、年収などの条件から思い浮かべることがあります。そんなときは、これまでの人間関係を振り返るところから考える方法があります。
恋愛だけに限りません。友人、家族、職場などで、
- どんな人とは自然に話せたか
- どんなときに安心できたか
- どんな関わり方が心地よかったか
- どんな言葉や行動がうれしかったか
を思い出してみます。
例えば、「自分の話を最後まで聞いてもらえたことがうれしかった」とします。そこから、「私は、話をきちんと聞き合える関係を大切にしたいのかもしれない」と、自分が人との関係で大切にしているものが見えてきます。 「価値観は何?」と考えるより、自分が心地よかった具体的な場面から探していく方が、言葉にしやすいこともあります。
2.苦しかったことから「本当はどうしたかった?」を考える
心地よかった経験だけでなく、反対に「嫌だった」「疲れた」「無理をしていた」と感じた経験も、自分の価値観を知る手がかりになります。
例えば、
「いつも相手の予定に合わせていて疲れた」
という経験があったとします。
ここで「予定を合わせる人は嫌」と終わらせるのではなく、「本当は、どんな関係だったら心地よかった?」と考えてみます。
「お互いの予定を相談しながら決めたかった」と思うなら、自分が大切にしたいのは「自分の都合を優先してもらうこと」ではなく、二人で相談して決められる関係なのかもしれません。
「意見を言うと否定されるのがつらかった」
→ 違う考えでも、まず話を聞き合える関係がいい
「一人の時間がなくて疲れた」
→ 一緒に過ごす時間と、それぞれの時間の両方を持ちたい
というように、苦しかった経験の反対側には、自分が本当は大切にしたかったことが隠れている場合があります。
過去の経験からこれからの関係を考える方法については、こちらの記事でもお伝えしています。
▶ 婚活で過去の経験が気になるときは?|これからの結婚に生かす5つの振り返り方
3.「結婚後の普通の一日」を想像してみる
「どんな結婚がしたい?」と聞かれると、
「幸せな家庭を築きたい」
「仲のよい夫婦になりたい」といった言葉が浮かぶことがあります。
もちろん、それも大切な思いです。ただ、もう少し具体的に考えるなら、特別な日の理想よりも、結婚後の普通の一日を想像してみます。
例えば、
- 平日の朝や夜は、どんなふうに過ごしたいか
- 仕事は結婚後も続けたいか
- 家事はどのように分担したいか
- 休日は一緒に過ごしたいか、それぞれの時間もほしいか
- 食事はできるだけ一緒に取りたいか
- お金について、どのくらい話し合いたいか
- 家族や親戚とは、どのくらいの距離感で付き合いたいか
こうした日常を考えてみると、「価値観」という抽象的な言葉が、少し具体的になります。同じ言葉を使っていても、その中身まで同じとは限りません。 自分にとって「家族を大切にする」とは、どんな暮らしなのか。そこまで考えてみると、自分が結婚生活で大切にしたいことが見えやすくなります。
4.相手に求める条件に「なぜ?」を一つ加えてみる
婚活では、相手に求める条件を考える場面があります。年齢、仕事、収入、居住地、休日、趣味など、条件は相手を探すための大切な手がかりです。
ここで一度、「私は、なぜこの条件を希望しているんだろう?」と考えてみます。
「土日休みの人がいい」
→ 一緒に過ごせる時間を持ちたい
「近くに住んでいる人がいい」
→ 結婚後も今の仕事や生活を続けたい
「安定した仕事の人がいい」
→ 将来のお金について安心して暮らしたい
というように、条件の奥に、自分が大切にしたい暮らしや関係が見つかることがあります。だからといって、「条件は必要ない」ということではありません。
条件そのものと、その条件を希望する理由の両方を整理しておく。
そうすると、プロフィールを見るときにも、「条件に当てはまるか」だけではなく、「自分が大切にしたいことを、この人とはどのように話し合えるだろう」と考える材料になります。相手に求める条件そのものを整理したい場合は、こちらの記事で詳しく考えています。
▶ 婚活の条件に迷ったときは?理想の相手に出会うための考え方
5.実際に人と会ったときの「自分」を振り返る
自分の価値観は、婚活を始める前にすべて決めておかなければならないものではありません。実際に人と会う中で分かってくることもあります。
お見合いやデートのあとに、
- どんな話をしているときに楽しかったか
- どんなときに自然に話せたか
- どんな場面で無理に合わせていたか
- 意見が違ったとき、どのように話せたか
- また会いたいと思ったのは、どんなところだったか
などを振り返ります。例えば、趣味はまったく違っていても、お互いの話を興味を持って聞けたことが心地よかったなら、自分にとって大切なのは「同じ趣味を持っていること」より、違いを楽しみながら話せることなのかもしれません。
反対に、条件は希望どおりでも、ずっと相手に合わせていて疲れたと感じたなら、それも自分がどんな関係を望んでいるのかを考える材料になります。 価値観は、頭の中だけで考えるものではなく、人と関わる中で気づいていくものでもあります。
価値観が同じなら相性がいい、とは限らない
婚活で価値観を考えると、「できるだけ価値観が同じ人を探した方がいいのかな」と思うこともあります。
けれど、二人の価値観がすべて同じである必要はありません。
休日の過ごし方が違う。
お金の使い方が少し違う。
趣味や好きなものが違う。
そんな二人でも、お互いの違いについて話し、どうすれば二人とも心地よく過ごせるかを考えられることがあります。
一方で、自分にとって大切なことをいつも我慢しなければならない関係なら、その違いについて一度考える必要があります。大切なのは、「同じか違うか」だけで判断するのではなく、その違いについて二人で話せるかという視点です。「条件は合っているけれど、なぜか惹かれない」というときには、条件と価値観の違いについてこちらの記事でも考えています。
▶ 条件はいい人だけど惹かれない…婚活に大切な“価値観”を見直すヒント
まとめ|価値観は「正しい言葉」を探すより、日常から見つけていく
自分の価値観を知ろうとしても、最初から「私が大切にしているものはこれ」と、きれいに言葉にできるとは限りません。そんなときは、
- 心地よかった人間関係
- 苦しかった経験
- 結婚後に送りたい普通の一日
- 相手に求めている条件の理由
- 実際に誰かと会ったときの自分の感覚
こうした具体的なところから、一つずつ振り返っていきます。すると、
「私は、何でも一緒にすることより、お互いの時間も大切にしたいんだな」
「意見が同じことより、違ったときに話し合えることの方が大切なんだな」
「条件だと思っていたけれど、本当に求めていたのは安心して暮らせることだったんだな」
と、自分が大切にしたいことが少しずつ具体的になります。そして、今考えている価値観が、この先ずっと変わらないとも限りません。経験や環境が変われば、大切にしたいことが変わることもあります。
今の自分は、どんな暮らしや関係を大切にしたいのか。
婚活では、その時々の自分に問い直しながら、相手との関係を考えていくことも大切です。
価値観や人生観など、「自分らしい結婚」についてほかの記事も読みたい方はこちらにまとめています。
▶ 自分らしい結婚とは?価値観から考える婚活
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