婚活で何度か会うようになると、
「この人とは相性がいいのかな」
「話は合うけれど、結婚相手として考えてもいい?」
「価値観が違うところがあるけれど、大丈夫かな」
と迷うことがあるのではないでしょうか。結婚相手との相性というと、趣味や性格、価値観など「どれくらい自分と合っているか」を考えることがあります。もちろん、共通点が多いことや考え方が似ていることも、相手を知るための一つの手がかりです。

ですが、多くの部分が共通するお二人というのはなかなかいません。だからこそ相性を考えるときは、「どれくらい同じか」だけではなく、「違いがあったときに、どんな関係でいられるか」にも目を向けましょう。今回は、結婚相手との相性を見極めるときに考えてみたい5つの視点をお伝えします。

結婚相手との「相性がいい」とは?

「好きなものが同じ」
「話が盛り上がる」
「趣味が合う」
そんな相手と出会うと、「相性がいいかもしれない」と感じることがあります。共通点があると会話のきっかけが生まれやすく、一緒に過ごす時間を楽しみやすいでしょう。

一方で、結婚生活では楽しい時間だけではなく、仕事で疲れている日や、思うようにいかない日、二人の意見が違う場面もでてきます。そのため、結婚相手との相性を考えるときは、共通点の多さだけで判断しなくても大丈夫です。

たとえば、
「一緒にいると無理をしなくていい」
「自分の考えを話せる」
「意見が違っても話し合える」
といった、二人の関係性のなかで感じることも大切な判断材料にしていきましょう。

「この人は自分と合っている?」と考えるだけではなく、「この人といるとき、自分はどんな状態でいられるだろう?」という視点からも、二人の関係性を見てみましょう。

結婚相手を考えるときに、何を判断軸にすればよいか迷ったときは、「結婚相手の選び方で迷ったときに大切なこと|後悔しないための判断軸とは」も参考にしてみてください。

結婚相手との相性を見極める5つの視点

相性には「これが当てはまれば絶対に大丈夫」という基準があるわけではありません。ここでは、婚活で相手との関係を考えるときの手がかりとして、5つの視点をご紹介します。

① 一緒にいると自然体でいられるか

婚活では、
「よく思われたい」
「嫌われたくない」
という気持ちから、いつも以上に相手に気を遣うことがあります。出会ったばかりで緊張するのは自然なことです。
ただ、何度か会うなかで少しずつ、
「無理に会話を盛り上げなくても大丈夫」
「自分らしく話せるようになってきた」
「一緒にいて必要以上に疲れない」
と感じられるようになっているかを見てみましょう。相手に合わせられることと、自分を抑え続けていることは同じではありません。ここでいう「自然体」とは、まったく気を遣わずにいられることではなく、無理をしすぎず、自分らしくいられることです。一緒にいるときに、少しずつ力を抜けるようになっているかどうかも、相性を考える一つの手がかりになります。

② 自分の気持ちや考えを伝えられるか

「会話が盛り上がるか」だけでなく、自分の気持ちや考えを伝えられるかも見てみましょう。
たとえば、
「今日は少し疲れている」
「私はこっちのお店に行ってみたい」
「そのことについては、私は少し違う考えかもしれない」
といった小さなことを言えるでしょうか。いつも相手の希望を優先していたり、「こんなことを言ったら嫌われるかも」と自分の考えを飲み込んでいると、関係が深まるほど苦しくなってしまうことがあります。大切なのは、何でも遠慮なく言えることではありません。相手を尊重しながら、自分の気持ちも伝えられること。そんなやり取りが少しずつできているかを見てみましょう。

③ 違いがあったときに話し合えるか

結婚相手との相性を考えるとき、「価値観が合うか」を気にする方は多いでしょう。もちろん、結婚生活について大切にしたいことが大きく異なる場合には、確認しておきたいこともあります。ただ、二人の考えがすべて一致するとは限りません。休日の過ごし方、仕事との向き合い方、お金の使い方、家族との関わり方など、違いが見えてくることもあります。

そんなときに、
「私はこう思っている」
「あなたはそう考えているんだね」
「では、二人でどうしたらいいだろう」
と話し合えるでしょうか。
価値観が違うことそのものだけではなく、その違いを二人でどう扱えるか。そこにも、結婚相手との相性を考えるヒントがあります。

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④ お互いを尊重できているか

安心できる関係には、お互いの考えや気持ちを尊重できることも大切です。
たとえば、

  • 話している途中でいつも否定される。
  • 相手の都合だけで予定が決まる。
  • 自分の気持ちを伝えても軽く扱われる。

そんなことが続けば、「相手に合わせなければ」と感じるようになるかもしれません。

反対に、
「そういう考え方もあるんだね」
「どうしたい?」
と、お互いの意見を聞きながら関係をつくれる相手なら、違いがあっても安心して話し合えます。相手が自分を大切にしてくれるかだけではなく、自分も相手の考えや気持ちを尊重できているかという両方の視点も大切にしましょう。

⑤ 一緒にいる未来を無理なく想像できるか

婚活中は、デート中の時間に過ごす印象から相手について考えることが多くなります。

けれど、結婚すると一緒に過ごすのは特別な日だけではありません。
仕事から帰ってきた平日の夜。
何も予定のない休日。
どちらかが疲れている日。
予定どおりにいかない日。
そんな普通の日々も一緒に過ごしていくことになります。「理想どおりの結婚生活が想像できるか」と難しく考える必要はありません。
「この人となら、日常を一緒に過ごしていけそうかな」
くらいの視点から考えてみてください。 楽しいデートができるかだけでなく、何気ない毎日を一緒に過ごしていけそうかということも、相性を考える大切な判断材料になります。

価値観が違ったら相性が悪い?

相手との違いが見つかると、「やっぱり相性が悪いのかな」と不安になることもあるでしょう。けれど、価値観が違うからといって、すぐに相性が悪いと決まるわけではありません。趣味が違っていても、それぞれの時間を楽しめる二人もいます。休日の過ごし方が違っていても、お互いが心地よく過ごせる方法を見つけられることもあります。

一方で、どんな違いでも気にしなくてよいということではありません。大切なのは、「自分にとってどのくらい大切なことなのか」
そして、「その違いについて二人で話せるか」ということです。
自分にとって譲れないことなのか。
お互いに歩み寄れることなのか。
二人が納得できる方法を探していけることなのか。
「同じか、違うか」だけではなく、違いとどう向き合えるかまで考えてみると、二人の関係が見えやすくなるかもしれません。

「ドキドキしない=相性が悪い」とは限らない

婚活では、
「いい人だけれど、ドキドキしない」
「一緒にいて落ち着くけれど、これが好きということなのかわからない」
と迷うこともあります。もちろん、相手に対する気持ちを無理につくる必要はありません。

一方で、強いときめきがないからといって、それだけで相性が悪いとも限りません。
何度か会ううちに、
「最初より話しやすくなってきた」
「この人には自分のことを話せる」
「会ったあと、なんとなく気持ちが穏やかだな」
と気づくこともあります。

結婚相手との関係を考えるときは、「どれくらいドキドキするか」だけでなく、「一緒にいるときにどんな自分でいられるか」にも目を向けてみてください。 安心感や居心地のよさも、二人の関係を考える一つの手がかりになります。

相性は一度で判断しなくてもいい

相性について考え始めると、「早く見極めなければ」と思ってしまうことがあります。

けれど、出会ったばかりの頃は、お互いに緊張していたり、よく見せようとしていたりして、まだわからないこともたくさんあります。最初は会話がぎこちなかった二人が、何度か会ううちに自然に話せるようになることもあります。

反対に、最初は話が盛り上がったけれど、関係が深まるにつれて「自分ばかり相手に合わせている」と気づくこともあるでしょう。

だからこそ、相性を一度の印象だけで決めようとせず、会話や時間を重ねるなかで、自分の気持ちや二人の関係がどう変わっているかを見てみてください。

仮交際で「何を話せばいいのかわからない」「どこまで聞いていい?」と迷ったときは、「仮交際では何を話す?|関係を深める会話と話しておきたいこと」も参考にしてみてください。

相性は、「最初からぴったり合う人を見つける」ということだけではなく、二人の関係のなかで少しずつ見えてくる部分もあります。

まとめ|「合う・合わない」だけでなく、二人の関係性を見てみよう

結婚相手との相性を考えるとき、趣味や性格、価値観など、相手との共通点や違いに目が向くことがあります。

そんなときは、「この人は自分と合っている?」だけではなく、
「この人といるとき、自分はどんな自分でいられる?」
「二人の間に、どんな関係ができている?」ということにも目を向けてみてください。

  • 無理をしすぎずにいられること。
  • 自分の気持ちを伝えられること。
  • 違いがあっても話し合えること。
  • お互いを尊重できること。
  • 一緒にいる未来を無理なく想像できること。

こうした一つひとつも、結婚相手との相性を考える手がかりになります。そして、「この人との関係をどう考えたらいいかわからない」と迷ったときは、一人で結論を急ぐ必要はありません。

カウンセラーと話しながら、「相手が自分に合っているか」だけではなく、その人と一緒にいるとき、自分がどう感じているのかを整理することもできます。「合う・合わない」とすぐに答えを出すのではなく、二人の間にどんな関係が育っているのかを見ながら、自分にとって安心できる関係について考えていきましょう。

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