お見合いを終えて仮交際に進むと、
「次のデートでは何を話したらいいんだろう」
「いつまでも趣味や仕事の話だけでいいのかな」
「結婚観について聞きたいけれど、まだ早い?」
と、会話で迷う場面もあるのではないでしょうか。

仮交際は、お見合いだけではわからなかったお相手のことを、少しずつ知っていく期間です。だからといって、「聞いておくべきことを全部確認しなくては」と焦る必要はありません。大切なのは、質問をこなすということではなく、会話を重ねながらお互いを知っていくことです。今回は、仮交際で何を話したらよいのか、関係の深まりに合わせた会話の考え方についてお伝えします。

仮交際では何を話せばいい?

「仮交際」ということばから、最初から結婚について深い話をしなければいけないと思うかもしれません。ですが、実際はそうではありません。

お見合いでは限られた時間のなかで話しているため、まだ知らないことがたくさんあるのは自然なことです。まずは「結婚相手としてどうなのかを判断しよう」と構えすぎずに、「この人はどんな人なんだろう」という気持ちで会話を重ねてみましょう。

仮交際の初期は、趣味や休日の過ごし方、好きな食べ物など、日常的な話題からはじめます。関係が深まってきたら、少しずつ価値観や将来についての話題に触れていくことを考えます。「何を話すか」だけでなく、会話を通して相手を知って、自分のことも知ってもらうことを意識してみてください。

お見合い後に「もう一度会ってみるか迷っている」という方は、「お見合い後に迷ったときはどうする?|もう一度会うか判断するための考え方」も参考にしてみてください。

まずは話しやすい話題から相手を知ろう

仮交際が始まったばかりの頃は、お互いにまだ緊張していることもあります。いきなり踏み込んだ質問をするより、話しやすい部分から会話を広げてみましょう。

お見合いやプロフィールの話を広げる

「新しい話題を探さなくては」と考えなくても、お見合いで話したことやプロフィールの内容は会話のきっかけになります。

たとえば、
「お見合いのときに旅行がお好きとおっしゃっていましたが、最近はどこかに行かれましたか?」
「プロフィールに料理が趣味とありましたが、よく作られるものはありますか?」
など、一度出た話をもう少し聞いてみるのも話しやすいです。

以前の会話の内容を覚えていて、その続きを尋ねることは、お相手に対しての関心を伝えることにもなります。

趣味や休日など普段の過ごし方を聞く

趣味や休日、食事、仕事などの日常的な話題からも、その人らしさが少しずつ見えてきます。
たとえば、
「休日は家でゆっくりすることが多いですか?」
「外食するとしたら、どんなお店が好きですか?」
「最近、楽しかったことはありますか?」
といった質問なら、比較的自然に話しやすいでしょう。

ここで大切なのは、答えを聞いたら次の質問へ移るのではなく、ひとつの話を少し広げてみることです。

少しずつ価値観が見える会話へ

何度か話すうちに緊張が和らいできたら、出来事について話すだけでなく、「その人がどう考えているのか」にも目を向けてみましょう。

「何をするか」だけでなく「どう思うか」を聞いてみる

たとえば「休日は何をしていますか?」という質問を、
「休日はゆっくり過ごしたいタイプですか?」
「予定を立てて出かけるのが好きですか?」
と少し広げて質問してみると、生活のペースや大切にしていることが見えてきます。

仕事の話でも、
「どんな仕事をしていますか?」だけではなく、
「仕事とプライベートは、どんなバランスが理想ですか?」といった会話へ少しずつ広げていくこともできます。こうした日常的な話のなかにも、結婚生活につながる価値観は表れます。

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自分のことも少しずつ伝える

お相手について知りたいと思うほど、つい質問が多くなりがちです。
ですが、仮交際は一方だけが相手を知る時間ではありません。
「私は、休日は家でゆっくりする日も好きなんです」
「私は仕事も大切にしながら、家では落ち着いて過ごせたらいいなと思っています」
など、自分の考えも少しずつ伝えてみましょう。
知りたいことを尋ねることと、自分について伝えること。
その両方があることで、会話は「確認」ではなく、お互いを知るための「やり取り」になっていきます。

結婚観や将来の話はいつから?

結婚相談所で出会っているからこそ、結婚観や将来について確認しておきたいこともあります。

一方で、「何回目のデートで聞けばいいの?」と迷う方もいると思います。
ですので、「3回目だから結婚観を話す」と回数だけで決めなくても大丈夫です。デートの回数と二人の関係の深まり方は、必ずしも同じではありません。回数はあくまで目安です。話しやすい関係になってきたかどうかを見ることが重要です。

少しずつ話せるようになってきたら、
「将来はどんな暮らし方ができたらいいと思いますか?」
「結婚後も仕事は続けたいと思っていますか?」
など、日常の会話から将来の話へつなげていくこともできます。

反対に、「まだ早いかも」と思って結婚に関する話をずっと避け続ける必要もありません。仮交際から先に進むことを考える段階では、将来の暮らしや結婚観について少しずつでも伝えあっておくことも、お互いを理解するために大切です。実際の婚活相談でも、仮交際中に踏み込んだ話をするタイミングについて悩まれる方はたくさんいらっしゃいます。

会話を「質問リスト」にしないために重要なこと

「仮交際で聞いておくべきこと」を調べると、たくさんの質問例が見つかります。もちろん、話題に困ったときの参考にはなります。

ただ、
「休日は?」
「仕事は?」
「家事は?」
「住む場所は?」
「お金については?」
と、一つずつ答えを確認していくだけでは、会話が面接のようになってしまいます。

たとえば、「休日は何をしていますか?」「映画を見ることが多いです」という答えが返ってきたら、「どんな映画がお好きなんですか?」「最近見てよかったものはありますか?」と、その話を少し広げてみる。

そして、「私は最近○○を見ました」と自分の話も返してみる。
質問 → 答え → もう少し聞く → 自分のことも伝える
このようなやり取りを意識すると、一問一答ではなく自然な会話になっていきます。すべての質問に答えてもらおうと意気込むことよりも、その会話のなかで、
「この人といると自然に話せるな」
「こんな考え方をする人なんだ」
「もっとこのことを聞いてみたいな」
と自分自身が感じられているかどうかも、お相手を知る大切な手がかりです。

婚活では、条件を確認することだけでなく、二人で関係をつくっていく視点も大切です。詳しくは、「結婚できる人の特徴とは?|婚活で大切なのは条件より『関係をつくる力』」でもお伝えしています。

まとめ|仮交際の会話は「相手を知りたい」気持ちから

仮交際では、何を話せばよいのか、どこまで聞いてよいのかと迷うことがあります。そんなときは、「何を話さなければいけない?」ではなく、「この人のどんなことを、もう少し知りたいだろう?」と考えてみてください。最初は趣味や休日など話しやすいところから。少しずつ日常の過ごし方や価値観へ。そして関係が深まってきたら、将来や結婚についても話していく。決められた順番どおりに質問することより、二人の関係に合わせて会話を重ねていくことを大事にしましょう。

そして、相手を知るだけではなく、自分のことも少しずつ伝えてみてください。仮交際で「こんなことを聞いてもいいのかな」「どのタイミングで話せばいいかわからない」と迷ったときには、一人で答えを出そうとせず、カウンセラーと一緒に気持ちや状況を整理することも一つです。会話を重ねながら、お互いを知り、少しずつ関係を育てていきましょう。

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