婚活で理想と現実に悩んだら|条件を下げる前に整理したい5つのこと
「理想が高いのかな……」
「もう少し条件を下げた方がいいのかな」
「希望する条件の人になかなか出会えない」
婚活を続けていると、このような迷いを感じることはありませんか。
結婚相手に希望を持つことは、決して悪いことではありません。これから長い時間を一緒に過ごす相手だからこそ、「こんな人と結婚したい」「こんな家庭を築きたい」という思いがあるのは自然なことです。
一方で、希望する条件に合う人となかなか出会えなかったり、出会えても関係が進まなかったりすると、
「理想を持ちすぎているのでは」
「もっと現実を見た方がいいのでは」
と、自分の希望そのものに迷い始めることもあります。
そんなとき、すぐに条件を下げようとする必要はありません。大切なのは、理想をなくすことではなく、「自分はなぜその条件を大切にしているのか」「どのような結婚生活を送りたいのか」を整理してみることです。この記事では、婚活で理想と現実の間に迷ったときに、自分に合った婚活を続けるために整理しておきたい5つのことをお伝えします。
婚活で「理想と現実のギャップ」に悩むのはなぜ?
婚活を始めると、それまで漠然としていた「結婚相手に求めるもの」を具体的に考える機会が増えていきます。年齢、年収、職業、居住地、外見、趣味、性格、生活スタイルなど、相手について考える項目も少なくありません。条件を考えること自体に問題があるわけではありません。
ただ、条件を一つずつ確認することに意識が向きすぎると、いつの間にか「自分は何のためにその条件を大切にしているのか」が見えにくくなることがあります。まずは、理想と現実の間で迷いやすくなる背景を整理してみましょう。
理想が「条件」だけになっている
婚活では、プロフィールから相手を探すことも多いため、
「年収はこのくらい」
「年齢差はこの範囲」
「住んでいる場所はこの地域」
など、分かりやすい条件に目が向きやすくなります。もちろん、結婚生活を考えるうえで譲れない条件もあるでしょう。
ただし、条件を満たしていることと、その人と幸せな結婚生活を送れることは、必ずしも同じではありません。
たとえば、「安定した収入の人がいい」という希望の奥には、
「将来への不安が少ない生活を送りたい」
「二人で安心して家庭を築きたい」
という思いがあるかもしれません。
条件そのものを見るだけではなく、「なぜ自分はその条件を大切にしているのだろう」と考えてみることで、本当に求めているものが見えてくることがあります。
条件には合っているのに、なぜか気持ちが動かないと感じるときは、条件の奥にある「価値観」に目を向けてみることも大切です。
▶ 条件はいい人だけど惹かれない…婚活に大切な「価値観」を見直すヒント
周囲や婚活情報に影響されすぎている
婚活をしていると、SNSやインターネットなどから多くの情報が入ってきます。
「この条件なら人気がある」
「この年齢ならこういう人を選ぶべき」
「結婚するならこのくらいの年収が必要」
といった情報を見ることもあるでしょう。また、友人や家族の結婚生活を見て、「自分もこうならなければ」と感じることもあるかもしれません。
婚活情報や周囲の意見が参考になることもあります。ですが、誰かにとって大切な条件が、そのまま自分にとっても大切とは限りません。周囲の基準と比べて迷ったときには、「これは本当に自分が望んでいることだろうか」と一度考えてみてください。自分自身の希望と、周囲から影響を受けてできた基準を分けて考えることも大切です。
自分が大切にしたいことがまだ整理されていない
「優しい人がいい」
「価値観が合う人がいい」
「安定している人がいい」
どれも結婚相手への希望として自然なものです。
ただ、「優しい」「価値観が合う」「安定している」という言葉が、自分にとって具体的に何を意味するのかまで考えたことはあるでしょうか。
たとえば「優しい人」でも、
- 話を最後まで聞いてくれる
- 困ったときに支え合える
- 自分とは違う考え方も尊重してくれる
など、人によって求めているものは異なります。理想と現実の間で迷っているときは、条件を増やしたり減らしたりする前に、自分が結婚生活で大切にしたいことを具体的にしてみることが役立ちます。
婚活で理想と現実に悩んだときに整理したい5つのこと
理想と現実の間で迷うと、「条件を下げるべきなのかな」と考えてしまうことがあります。
けれど、すべての条件を一律に下げる必要はありません。大切なのは、自分にとって必要なものと、柔軟に考えられるものを整理することです。ここからは、そのための5つの考え方をご紹介します。
1.理想の条件を「なぜ大切なのか」まで言葉にする
まず、今持っている理想を否定せず、一度書き出してみましょう。そして、それぞれについて、「なぜ、この条件が大切なのだろう」と考えてみます。たとえば、「年収○万円以上がいい」という希望がある場合、その理由は何でしょうか。経済的な安心がほしいのかもしれませんし、子どもを持ったあとの生活を考えているのかもしれません。あるいは、「趣味が同じ人がいい」という希望の奥には、「休日を一緒に楽しみたい」という思いがあるかもしれません。
このように条件の奥にある理由まで考えてみると、条件そのものとは違う形でも、自分が求めているものを満たせる可能性が見えてきます。理想を否定するのではなく、「なぜそれを望んでいるのか」まで言葉にしてみましょう。
2.「絶対に大切」と「できれば」を分ける
希望する条件をすべて同じ重要度で考えていると、相手選びが難しくなることがあります。そこで、「結婚生活を考えるうえで大切にしたいこと」と、「できれば叶ったらうれしいこと」に分けてみましょう。
たとえば、「お互いの考えを尊重できること」は大切にしたい。「同じ趣味を持っていること」は、できればうれしい。というように整理できます。
さらに、「なぜそれが絶対に大切なのか」まで考えてみると、自分の価値観も見えやすくなります。すべての希望を手放す必要はありません。優先順位をつけることで、自分にとって本当に大切な条件が分かりやすくなります。
3.相手の条件ではなく「結婚後の生活」から考える
婚活では「どんな人と結婚したいか」を考えることが多いですが、少し視点を変えて、「どんな結婚生活を送りたいか」から考えてみるのも一つの方法です。
たとえば、
「仕事から帰ったときに安心できる家庭にしたい」
「休日には二人で出かける時間を楽しみたい」
「困ったときには話し合える関係でいたい」
「一人の時間もお互いに大切にしたい」
など、実際の暮らしをイメージしてみましょう。
すると、「年収が○万円以上」「趣味が同じ」といったプロフィール上の条件だけではなく、
「話し合いができる」
「生活に対する考え方が近い」
「一緒にいて安心できる」
といった、関係性に関わる部分にも目を向けやすくなります。
結婚は相手を見つけたところで終わるのではなく、そこから二人の生活が始まります。相手のスペックだけではなく、その人とどのような毎日を送れそうかという視点も持ってみましょう。
条件だけではなく、「この人とどのような関係を築いていけそうか」という視点から相手を考えたい方は、こちらも参考にしてみてください。
▶ 結婚相手の選び方で迷ったときに大切なこと|後悔しないための判断軸とは
4.少しだけ出会いの幅を広げてみる
条件を整理してみると、「これは絶対だと思っていたけれど、少し違っても大丈夫かもしれない」と思えるものが出てくることがあります。その場合は、無理のない範囲で出会いの幅を広げてみるのもよいでしょう。たとえば、希望年齢の範囲を少し広げてみる、趣味が一致していなくても会ってみるなど、小さな変化からで構いません。ここで大切なのは、無理に妥協することではありません。「条件から少し外れているけれど、話してみたいと思える」そんな相手がいたら、一度会ってみるという選択肢を持つことです。プロフィールだけでは分からなかった魅力や、自分が思っていた以上に心地よく感じる部分に気づくこともあります。出会いの幅を広げることは、自分の希望を諦めることではなく、自分に合う相手を知るための可能性を少し広げることでもあります。
5.一人で答えを出そうとしない
婚活を続けていると、
「この条件は高望みなのかな」
「もっと妥協した方がいいのかな」
「自分が何を求めているのか分からなくなってきた」
と迷うこともあります。
考えれば考えるほど、答えが分からなくなってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、一人だけで判断し続ける必要はありません。
第三者に話してみることで、
「本当に大切にしたかったのは、そこだったんだ」
「この条件は、思っていたほど重要ではないかもしれない」
と、自分だけでは気づかなかった考えが見えてくることがあります。
結婚相談所を利用している場合は、カウンセラーに相談しながら、自分の希望やこれまでの出会いを振り返ってみるのも一つの方法です。答えを決めてもらうためではなく、自分自身が納得できる答えを見つけるために、誰かと一緒に整理するという考え方も持ってみましょう。
婚活では「理想を下げる」のではなく「整える」
婚活でなかなか希望する相手に出会えないと、「理想が高いから、もっと下げた方がいい」と言われることもあるかもしれません。
けれど、理想を持つこと自体が問題なのではありません。
大切なのは、
何を大切にしたいのか
なぜそれを大切にしたいのか
どこなら柔軟に考えられるのか
を自分なりに整理することです。たとえば、最初は「年収」という数字を重視していたとしても、整理してみると、本当に望んでいたのは「お金についてきちんと話し合えること」や「将来に向けて二人で生活を考えられること」だったと気づくこともあります。
反対に、考えてみた結果、「やはりこれは自分にとって大切にしたい条件だ」と分かることもあるでしょう。それも大切な気づきです。婚活で必要なのは、理想をすべて手放すことではありません。自分が幸せな結婚生活を送るために、本当に必要なものが何なのかを知ること。それが「理想を整える」ということではないでしょうか。
条件だけでなく「一緒にいるときの自分」にも目を向けてみよう
条件を整理することは、婚活を進めるうえで大切です。ただ、プロフィールだけでは分からないこともあります。実際に会ったときには、相手の条件だけではなく、
「この人とは自然に話せるだろうか」
「違う意見を言っても大丈夫そうだろうか」
「自分ばかり無理をしていないだろうか」
「一緒にいるとき、どんな気持ちになるだろう」
という自分自身の感覚にも目を向けてみましょう。プロフィールでは希望条件から少し外れていても、実際に話してみると安心できることがあります。
反対に、条件には合っていても、「なぜか無理をしている」と感じることもあるかもしれません。どちらが正しい、間違っているということではありません。
婚活では条件を確認することと同時に、その人と関わっているときの自分を知ることも、相手との関係を考える大切な材料になります。条件は相手を見るための一つの基準ですが、結婚生活では二人の関係を育てていくことになります。
「どんな人が理想か」だけではなく、「どんな人となら、自分らしく関係を築いていけそうか」という視点も持ってみましょう。
条件には問題がないのに関係がなかなか深まらないときは、相手との関わり方や、自分が無理をしていないかという視点から振り返ってみることも役立ちます。
▶ 婚活がうまくいかないと感じたら|自分を責める前に見直したい4つのこと
理想と現実の間で迷ったら、自分の価値観を整理してみる
理想と現実の間で迷い続けていると、「結局、私は何を基準に選べばいいのだろう」と分からなくなることがあります。そんなときは、条件を増やしたり減らしたりする前に、自分自身の価値観に目を向けてみましょう。
たとえば、
「結婚生活でどんな時間を大切にしたいか」
「相手とどのようなことを話し合える関係でいたいか」
「どんなときに安心を感じるか」
「10年後、どのような暮らしをしていたいか」
などを考えてみます。すぐに明確な答えが出なくても構いません。
出会いや交際を経験する中で、
「こういう関係は心地よかった」
「これは思っていた以上に大切だった」
と気づくこともあります。
婚活は、最初から完璧な条件表を作り、その条件に一致する人を探すだけのものではありません。出会いを重ねながら、自分自身が大切にしたい結婚の形を少しずつ知っていく時間でもあります。今の婚活の状態や、自分が大切にしていることを客観的に整理してみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶ MQ結婚力診断とは?無料でわかるあなたの婚活タイプと活かし方
まとめ|婚活の理想と現実に迷ったら「自分に合う形」を考えよう
婚活で理想と現実の間に悩むことは、決して珍しいことではありません。
「条件を下げた方がいいのかな」
「自分は理想を求めすぎているのかな」
と感じたときには、すぐに希望を諦めるのではなく、
- 理想の条件を「なぜ大切なのか」まで考える
- 「絶対に大切」と「できれば」を分ける
- 結婚後の生活から考える
- 無理のない範囲で出会いの幅を広げる
- 一人だけで答えを出そうとしない
という視点から、一度整理してみましょう。大切なのは、誰かから見て「理想が高いか、低いか」ではありません。自分がどのような結婚生活を望み、そのために何を大切にしたいのかを理解していることです。条件を下げるのではなく、自分にとって必要なものと柔軟に考えられるものを整理する。そうすることで、これまでとは少し違った視点から相手を見ることができるかもしれません。
そして、婚活をしていると、自分だけでは何を大切にすればよいのか分からなくなることもあります。そんなときは、一人で抱え込まず、誰かと話しながら整理してみることも一つの方法です。
マリエールMUSUHIでは、一人ひとりの気持ちや価値観を大切にしながら、その方に合った婚活の進め方を一緒に考えていきます。
「条件をどこまで大切にすればいいか分からない」
「自分に合う相手について、一度整理してみたい」
という方も、お気軽にご相談ください。








